
エフェクターでは出せないサウンドが ここにある。
3 Single Stratocaster ONLY
▼ストラト その魅力 1▼
角の無い滑らかなボディ形状と、、、
私が最初に手にしたギターこそ クラシックでしたが、その後はエレキギターの魅力にハマり 幾度と無くストラトとレスポールを買い換えてきました。
理由は単純です。
レスポールは クラシックギターから派生した オーソドックスなボディ形状で「ハムバッカーピックアップ」の芯の太い音質が魅力です。
対するストラトは、人間工学に基づいてディザインされた、深くえぐられた「コンターボディ」や、右腕を自然に受け入れる「エルボーカット」など、
いかにギタリストの身体にギターをフィットさせるかが考え抜かれた形状の上、レスポールより1キロ以上も軽い「ソリッド(単板)ボディ」などの特徴があります。
また、演奏中でも瞬時に切り替え可能な位置どりの ピックアップセレクターについては 傾斜角が大きくとられた「ロングストロークタイプ」を採用。強度的に全く不安が無いなど、多くの魅力を合わせ持っています。
※レスポールは ディザイン的にインパクトのあるセレクター位置を採用しているため、ピックアップの切り替えには演奏ポジションから大きく腕を移動させなければならず、スマートな切り替えという点では、やや不利です。
両者の比較では良いことずくめのようなストラトではありますが、もちろん「マイナスポイント」もあります。
それが「シングルコイルピックアップ」のパワー感の不足と、ノイズです。
ノイズについてはシールド施工などの対策で解決しますが、
「パワーが不満でレスポールに戻る」
「やはり弾き心地が忘れられなくてストラトに戻る」
そんな繰り返しで無限ループに迷い込んでしまったのです。
解決策として思いついたのが、音の立ち上がりが鋭いシングルピックアップはネック/ミドルに残し、ブリッジポジションには「タップでシングルとなるハムバッカーピックアップを載せる」という手段でした。
しかしながら、実際にシングルタップされたピックアップのサウンドは「貧弱」で、再び無限ループへと迷い込む結果へ。
(T o T)
私は他の解決策を模索しました。
そして、問題が「ピックアップ出力」と「サーキット」の関係にある事に気付いたのです。
(゜Д゜)
狙い通り、高出力のピックアップと、シリーズ(直列)に切り替え可能なサーキットシステムをストラトに組み込む事で、見事に不満は解消されました。
キレのあるストラト本来のサウンドも残す事が可能なうえ、パワー感のあるハムバッカー風のサウンドも味わえる、満足感のあるストラトに仕上がりました。
(^_^)
▼and▼
今やエレキギターのアイコン的存在の「6連ペグ」を搭載した、いわゆる「fenderヘッド」
一目瞭然のコレに慣れてしまうと 3連✕2対のオーソドックスなペグが ちょっと使いにくい状況に陥ります。
6/5/4弦はよいのですが、3弦以下はペグを逆方向に回す感じになり、脳内の切り替えに戸惑うことしばしば。
そして、いつしか私の心の中からは、レスポールに戻るという選択が消滅したのです。
※注※
決してレスポールを「けなしている」訳ではありません。
「好み」の問題が多分にある事をご了承ください。
m(_ _)m
▼ストラト その魅力 2▼
ストラトがシングルコイル・ピックアップにこだわる理由。
ストラトと言えばシングルコイル・ピックアップ。
一般的には、明るく透明感のある音質が特徴で、太くウォーミーなサウンド特性のハムバッカーとは対照的な位置づけにあります。
カッティングやアルペジオなどの奏法では歯切れの良さが際立ち、歪ませても音の粒立ちを失わずに音域の広いサウンドを奏でる事に秀でています。
これらは高域特性に優れたシングルコイルならではの持ち味です。
普段ハムバッカーを使うアーティストでも、ナチュラルな生音を出すような曲調ではストラトに持ち替える場面をよく見かけます。
だからと言って、ストラトのシングルコイルが「ひ弱」な訳ではありません。
過去のロック史上を振り返ってみても、ストラトを抱えたアーティストが迫力のサウンドで活躍してきたのは周知の事実。
確かにハウリングやノイズが発生しやすいシングルコイルはセッティングに気をつかう場面も多いですが、現代ではノイズシールドなど解決のための対策も一般化していますし、Jimi Hendrix などはハウリングしやすいという「特性」を逆手にとり、ファズやワウ・ペダルにアーミングを重ねた「フィードバック奏法」なる荒技をあみ出して多くのファンを熱狂の渦に巻き込んで来ました。
(ハムバッカーでもフィードバック奏法は可能ですが、基本的にハウリングは起こりにくい設計です)
これらの実績から「ストラトはシングルピックアップ」という「こだわり」を現在でも維持し続けているのです。
※シングルコイルでも、ある程度の高出力ピックアップを組み合わせれば、配線の工夫次第では「ハムバッカー並みの」太く、ウォーミーなサウンドも出力可能になります。
当方では、シングルピックアップの特性はそのままに、ハムバッカーサウンドにも切り替え可能なサーキットを製作/販売しております。
私の敬愛するギタリスト Panos Antonio Arvanitis の動画リンクを下に置きます。
心地良いヴィブラートと、セレクターでネックとブリッジの音色を素早く切り替えながらの演奏が特徴的です。
以前はストラト使いでファンになったのですが、最近では主に 派生の Charvel USA Jake.E.Lee Signature モデルを愛用しているようです。
▼こちらもストラトの魅力がたっぷり▼
テクニカルな Alex Hutchings の演奏も圧巻ですが、Jess Lewis のネックピックアップを多用した太いサウンドも聞き所です。
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